教育・研修体制/キャリアパス

Training

当所は、お客様のご要望に応えるために、所員が能力と専門性を日々向上させることができる職場を目指しています。そのため、教育・研修は短期間で終了することなく、中長期にわたり継続して深く広い能力を着実にマスターできるよう、習得機会の提供やキャリア形成を促進する環境を体系的に整備しています。
専門スキル面と総合スキル面との両面から、個人のスキルアップ(能力開発)をサポートし、ひいて、事務所全体のレベルアップ(組織開発)を3つの研修体系から実現します。

専門スキル面では、実務能力をいくつかのスキルに分けて捉え、それぞれのスキルを伸ばすよう、ジョブアサインをしてトレーニングします。

OJT

基本的には、OJTを基本とした指導・育成を行います。日々の実務遂行の過程で、実務・法律・規則等についてのスキルアップを図ります。具体的な実務経験から(経験)、それを振り返り(省察)、そこから得た学びを他の状況でも応用できるように概念化して(概念化)、新しい状況で実際に試してみる(実践)、という経験学習の循環により知識を定着させます。
また、穏やかなジョブローテーションを実施することにより、専門性の深化と業務範囲の拡大との両立を図ります。

OFF-JT

OJTを補充・反復する仕組みとして、内部研修と外部研修を用意しています。具体的に、OFF-JTでは、必読図書の選定、所内研修会・外部研修会への参加、特許情報の収集拡散体制等を体系的に整備しました。外部研修会の参加については、特許事務所員として必要なスキルを段階的に習得することを目的とし、スキル・経験・職種に応じた受講の仕組みを設けています。
情報の提供、参加機会の提供、そして意見交換・議論を通じて、知識・実務の両面から、個人の能力の多面的スキルアップを図ります。

所内研修会の一例紹介

  • ・意見書・補正案作成演習 事例
  • ・昼ゼミ(クレーム作成演習) 事例
  • ・各種技術説明会
  • ・クレームレビュー
  • ・英文応答書作成演習

外部研修会の一例紹介

  • ・特許調査研修(INPIT/審査官OBによる4日間の研修)
  • ・侵害予防調査と無効資料調査のノウハウ~特許調査のセオリー~
  • ・米国特許をうまく取得する方法
  • ・特許分野の中国語読解講座
  • ・ゼロからわかるインド特許実務
  • ・裁判例から見る進歩性判断

弁理士試験

弁理士試験の受験を、受験有給制度や業務量調整等により、制度的にバックアップします。是非、所内の受験生と共に資格取得を目指してください。

特許情報の収集・拡散体制

各国特許庁情報の確認、各国提携事務所との情報交換、外部説明会、展示会、見本市への参加、各種書籍、雑誌、情報誌のチェック等々により、最新情報にアクセスして情報収集を行います。このようにして収集した外部情報・最新情報を、グループボードへの掲示、所内説明会の開催、所内チャットでの情報交換等を通じて、所内での情報拡散を図ります。

新入所員は、チームの一員として働くための基礎(考え方、姿勢、行動)」を身に付け、組織や社会とのつながりを意識した行動ができるようになることを目指します。
ビジネスマナーの修得、ビジネス文書の書き方、報告・連絡・相談等の業務遂行の基本ルールを学び、併せて、積極的に業務・役割・課題に率先して取り組むビジネスマインドを醸成します。
また、特許の基礎知識を短期間で習得するために、所内外の導入研修を用意しています。
内部研修として「知財基礎講座」「特許英文レターの書き方」等を実施し、外部研修として、職務に合わせた段階的な各種専門講座を受講します。

導入研修

基礎的な資質向上や、期待される役割を実践するため、ビジネススキル研修に参加します。
具体的には、組織の機能強化や、個の自立成長支援・個別課題対応のために、各職能に必要とされるビジネススキル・リテラシートレーニングや、マネジメント研修等を、経験・職能・職位に応じて提供します。
例えば、階層別に求められるマインドや知識・技能や実績を整理し、それらに対応する研修(リーダー育成、管理職、マネジメントスキル等の外部研修)を受講します。

総合スキル研修

Career

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  • 新人・若手
  • 中堅
  • ベテラン

スキル評価(年1回)における職務等級が、技術部門には4段階、事務部門には3段階設定されています。上位等級に属し、指導力や管理能力に対する適正を有する所員には役職が付与され、部署やチームをマネジメントする役割を担います。また、部署やチームマネジメントに留まらず、事務所の運営に関与する執行部へのキャリアパスも開かれています。

JOB DESCRIPTION

 

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